【FAQ-09】エアレスガン

総合カタログP17、18のエアレスガンについて説明をします。

まずこちらのエアレスガンは、エアレス塗装機に使って、ホースの先につけて吹付をするためのガンになります。
TPG-1、TPG-1の2本引き、SG-24、SG-24B、SG-24Vとありますが、このガンがどのエアレスの標準セットに組み込まれているのかというのをまず覚えるようにしてください。
例えば、SP-60newのエアレスガンはTPG-1の4本引きだったな、たいる君のエアレスガンはSG-24Vだったなというふうに、覚え方としてはどの標準セットにどのガンがついているのかをまず覚えるようにしてください。
このページで一番重要なのがそれぞれのガンの備考のところですね、 PF 1/4 、PF 3/8とついています。これはホースの取り付け口のネジのサイズになります。これが PFというのはオスのネジの1/4ということになります。そして、PF3/8というのはオスのネジ3/8という形になります。
ここで、どのホースが接続できるのかというのを覚えるようにしていただいて、そうすると、例えばブルーホースに取り付けるにはそのまま付くには3/8のこの二機種24Bと24V しかないなと、もしくは ブルーホースにトップガンを付けたいなとなった場合は、ブルーホース3/8でトップガンは1/4だから異形ジョイントが必要だなっていう形で、ホースがそのまま付くのかどうかと、ホースを取り付ける際にどのジョイントが必要になるのかというのを覚えるために、この備考の1/4、3/8というのを覚えるようにしてください。
TPG-1、上から下に従って簡単に説明すると、上はより低粘度のもの、水っぽい塗料を吹き付けするために使われています。そして下に行くほど高粘度の材料を吹くのに使われています。
TPG-1の4本引きとTPG-1の2本引き、これはなにが違うかといいますと、この画像の通り、指をかける部分が4本か2本なのかの違いです。じゃ、どっちがいいのか、どういう風に選ばれるのかというと、2本で引くほうがより細かな作業に向いています。4本で引くほうが、疲れづらいです。なので、例えば、工場の中で、家具を塗る、小さい部品を塗る、シビアな開閉を求められるような作業というのは2本引きが多く使われます。逆に、建築塗装、壁、屋根をある程度広い面積を一定に吹く場合は、4本のほうが指が疲れないので、4本引きという形になるので、うちのスーパー60newから、60クラスというのは、この4本引きが標準セットに入っています。SG-24はどういったお客様に使われているのかというと、これは1/4のホースなのでトップガンと同じになります。TPGに比べると高級にできています。ただし、重いというのがあるので、今SG-24を好んで使われる人というのは少ないと思います。やっぱりトップガンに切り替わっているのが実情です。
私がお客様にSG-24を使う理由、なんでトップガンじゃなくて、24を使うのかと聞いた時に、一番よく言われたのが、この上の部分、ひっかける部分、SG-24というのは前の方にひっかけ用のC型の穴が開いています。トップガンというのは後側にひっかける口がついていて、これを塗料缶にかける時に、トップガンの場合は手を缶の中に入れて缶にかけなくてはいけないから手が汚れるということを言われました。
逆に、SG-24というのは外側のところから手を缶の中に入れずにひっかることができます。ホッパーも全く同じ理由でSG-24BとかSG-24Vとかこういう向きになっているのですけれど、そこが一点だけ言われたところで、後はトップガンの方が軽くて、疲れづらいというのが圧倒的に多いので、今、SG-24というよりかはトップガンの問い合わせが多いというのが自分の肌感覚なので、皆さんが、SG-24、お客様からここがいいよといわれたら、お客様にその時に聞いていただけるといいかなと思います。
SG-24BとSG-24V の違いになりますけれども、Bはスーパー70クラス、VはTB高粘度仕様、そういったものの高粘度の材料に付属でついています。ですので、3/8の取り付け口で、中粘度、高粘度塗料用という形で書いてあります。BとVの違いですけれども、Vは下に書いてあるように、玉吹ヘッドが標準で入っている機種はこのVが入っています。例えば、たいる君、タイルエースなどで、これは玉吹きヘッドに特化したガンになります。その構造はここに書いてあるように、塗料からバルブボールセットのところに、玉吹き用の場合はバルブボールセットの太さが違うんですね、目で見ていただいてわかる矢印の部分の太さとその先の先端の形状が違うので、お客さんにどういうところが簡単に違うのって言われたら、高粘度の材料でもキレがいい、手を離した時にスパッと塗料が止まるということと、吹き始めの時にきれいに出る、高粘度の材料がきれいに出るようになってます。という形で説明していただくと、実際使ってる、使おうとしてるお客様はある程度イメージがつきやすいかなと思います。

このエアレスガンのところで注意していただきたいのは、まずはホースが何か直接つくのか、
どのホースを使う場合は異形ジョイントが必要になるのかっていうので、このホースを取り付け口の径とそれと塗料にたいしてどういったガンがいいのか、上に行くほど低粘度の材料、そして、下に行くほど高粘度の材料という形で使い分けがされています。

質問:ガンの素材を聞かれることがあるんですけど、アルミでできているのはどれっていうような聞かれ方をするんですけれど、これっていうのはどういう意味があるのか教えてください。

回答:全部アルミでできていて、一部、SG-24のハンドルの部分が、ちょっとうろ覚えなんですけれども、アルミじゃなかったような気がするんで、ちょっと確認が必要ですが、ひとつは軽いということと錆びない。水性の材料を使った場合に、どうしても、錆っていうのをお客様が一番気にするのと、後は軽さ、アルミだと軽くて疲れにくい。といのがあります。なのでお客様がアルミがいいっていうのを、何でアルミを求めるのかというところを聞いていただくと、うちのやつは全部アルミ製ですけれども、やっぱ錆びないということと軽さを求められるというのが一番になります。

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